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次男

発達障害と診断された子どもとのまったりブログ004

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こんにちは、毎日なんとか頑張っているみちだです。
小学5年生にもなると言葉のやり取りも昔に比べてスムーズになってきたので、お互いにイライラすることがぐんと減りました。

が!

最近の課題は「お片づけ」ですね。

さて、今回は幼稚園から学校へ!
特別支援学級について思い出しながら書いていきます。

小学校で特別支援学級に通うことに

特別支援学級とは知的障害を伴わない「自閉症・情緒障害」のある生徒が通える学級です。普段は通常の在籍校(もともと通うはずの通常学校)で過ごし、決まった曜日(週一)で通います。

長男が小学校に上がった頃(平成23年)、まだ在籍校に特別支援学級がありませんでした。そのため、毎週水曜日は同じ区内の別の学校内にある特別支援学級に通っていました。
保護者と先生との情報交換のためにも、送り迎えが必須だったので、毎週水曜日はまだ小さい次男を連れてバスに乗って通っていました。
どうしてもラッシュ時のバスに乗らないといけないため、次男の存在が気にかかっていました。なぜなら、ラッシュ時に小さい子どもを乗車させるな、という大人もいたからです。
でも、そんな人たちにはこちらの都合など知りませんから仕方ありませんけれどね。

就学相談を受けて本当に必要かどうか見極める

誰でも特別支援学級に通えるわけではありません。
入学前に区の学務課で就学相談を受ける必要があります。

内容は、学務課の職員の方との面談。
対象児童の小児心理テスト。

そこで、本当にその児童に特別支援学級が必要かどうかを相談します。
というのも、特に当時はまだ特別支援学級そのものが少なくて、定員オーバーも珍しくなかったからです。
※それだけ情緒障害や発達障害のお子さんが多いということですね。

長男の場合、場所見知りが激しかったこと、他人とのコミュニケーションが取りづらいことでストレスが溜まるのではないかということもあり、とりあえず通うことにしました。

特別支援学級はなにをするところ?

じつは当時と現在は、システムががらっと変わってしましました。
そのため、今のシステムで説明いたします。
基本的な目標は同じです。

児童の苦手なことを底上げする

現在の東京都では、各小学校に特別支援学級の専門の先生が存在します。
といっても、まだシステムの変わり目のせいもあり人員不足のため、先生はいろんな学校を掛け持ちという状態ですが。

たとえば、長男の課題は「コミニュケーション」です。
自分の気持ちを上手く伝えられるように、練習しています。

一時間目に特別支援学級の教室で、二時間目のことを話し合います。
二時間目は家庭科です。
では、その家庭科で想定される出来事をシミュレーションします。
この前は、班を作る時に自分から「いーれーてー」と言えるように、という練習をしたようです。
そして二、三時間目は実際に通常学級に戻り、シミュレーションの成果が出ているか見ます。そのとき、特別支援学級の先生も見学したり、時には児童にアドバイスを与えたりします。

四時間目はふたたび特別支援学級に戻り、家庭科の時間での出来事を振り返って反省したり、良かったことを先生と話し合います。

発達障害の子どもは突発的な出来事にとても弱いです。
応用がなかなかできないので、予想外のことが起こるとパニックを起こします。
長男の場合は固まります。
※これもパニック症状のひとつ

これを底上げするには、いろんなパターンを覚えていくしかありません。

先生から「こういうときは、どうすればいいのか」というのを、通常学級の生活からアドバイスをもらいつつ、パターンを増やしていきます。
それが、自信にも繋がっていくのです。

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長男はいまのところ学習面で大きな遅れはありませんが、苦手な科目がある場合、それも特別支援学級で底上げしてくれるカリキュラムを組むことができます。

その児童の今の課題を、カリキュラムに組んでくれるのです。

通常学級の担任の先生では限界がある

通常学級の担任の先生がやればいいじゃん。なんて思うこともあるでしょう。

しかし、想像してみてください。

多くて40人近くの生徒を、先生一人が事細かく把握することができるでしょうか。
とてもむずかしいところです。

長男はたまたま特別支援学級に通っていますが、通っていない児童の中にも問題児はたくさんいます。
※長男は内気なタイプなのでむしろ迷惑かけないタイプ

先ほどのような、細かい支援は難しいでしょう。
※これは個人的な感覚ですが、やはり通常学級と特別支援学級の先生の考え方や教育方針にはズレがあると思います。通常学級の先生はどうしても一般的な指導法になってしまいます。

長男の今の課題「グループに自分から入れてもらう」をクリアするのにも、他の生徒の協力が必要になることもあります。
長男はありがたいことにグループを作る時、必ず誘ってくれるんです。そのため、自分から誘うことはほとんどありません。でも、これから中学、高校に行った時に、自分から動けないと困るのは自分です。

こういう時、長男のことを理解してくれていて仲の良い生徒に、「自分から誘う練習をしたいから、すこしだけ待って欲しい」と協力をお願いすることもあります。
※この協力をお願いされた生徒は、本当に相手のためになることとは何か、という経験もできますね。

その協力をお願いする生徒を見極めることも、また、じっくりと観察する必要があります。

特別支援学級に行っているというレッテルがマイナスにならないか

一番、気になるところじゃないでしょうか。

正直、「ない」とは言い切れません。
長男の学年は過半数が幼稚園時代からの友人たちです。
そのため、保護者の方もふくめて、ご理解いただいていることが多いです。
それでも、一時はからかわれたこともあると、先生から伺いました。

しかし、あるとき、同じクラスのお子さんが特別支援学級に通うことになりました。
そのお子さんが「遠足あるんだよ」とか「勉強ほとんどしねーもん」とか、いかに特別支援学級が面白いところであるかを、みんなに自慢していたそうです。

すると今までからかっていたクラスメートも「え、遠足あるの?いいなあ」というふうに、からかいがなくなったといいます。

他の子どもたちは、特別支援学級がどんなところかわからないために、勝手に想像します。そこが楽しいところだと知ると、逆に羨ましがるほどです。
※たまたま単純だったせいか、からかいに悪意がなかったせいかもしれません

だから、特別支援学級に行くことでイジメが発生しないとは言い切れません。

けれど、私は長男の友人たち、クラスメート、そして保護者のみなさんを信じることにしました。
幸いなことに、差別的な保護者の方がいらっしゃらなかったからです。

学級懇談会では、保護者の方たちに私はこうお願いしました。

「長男は広汎性発達障害のため特別支援学級に通っています。そのことについて、お子さんから質問もあるかと思います。そのときは『コミニュケーションをとることが苦手だからお話の練習に行っている』とお伝えくださると嬉しいです」

これだけでも、少しでもクラスメートたちに理解が広まればいいなと思っていました。

実際に、長男はクラスメートには評判が良いそうです。
※授業の妨害もしないし暴力もないため

保護者の方にご理解いただけるように策を練ることが、親の役割だと思います。
むしろ、それぐらいしか後方支援できないんです。

あとは、なんとか頑張ってくれ、長男。
お前の人生だ。

という気持ちで、応援しています。

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みちだあこ

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シングルマザーでフリーのライター・編集者しています。 これからの目標は「取材件数を増やすこと」。取材してもいいよって方はお問い合わせからお知らせください。オカルト大好き。
発達障害

みちだあこ みちだあこ • 2016年6月14日


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